プログラマの仕事は仕様書通りのものを作ること

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プログラムを記述すること

プログラマの仕事はプログラミング言語を用いてプログラムを作ることになります。プログラマが作成したプログラムは様々な所で利用されています。身近な物としてはテレビや携帯電話、ゲームやパソコンでしょう。他にも社会を動かしている金融や物流のシステムなどでもプログラムは利用されています。プログラムはプログラミング言語と呼ばれる言語で記述されています。ですからプログラマの基本的な仕事をもう少し細かく説明するのであれば「プログラミング言語でプログラムを記述すること」ということになります。
プログラマがプログラムを作成する際、まず最初にシステムエンジニアが仕様書を作成し、それをもとにプログラマがプログラムを組むことになります。プログラマはプログラムを組む他に、作成したプログラムの動作確認を行ったり、場合によっては結合テストやリリース作業、あるいは仕様書の作成にも携わることもあります。

バグを見つけるのも仕事

プログラムにはバグと呼ばれるものがあります。プログラムにバグがあると想定した通りに動かず様々な問題を起こします。バグは大きく分けると2種類あり、プログラミングをする際に綴りや文法などを間違えたことが原因で起こるバグの他に、仕様バグと呼ばれるものがあります。プログラマがシステムエンジニアの仕様書の通りにプログラミングし、プログラム中に綴りや文法のミス(バグ)がないにも関わらずプログラムが意図したような動きをしないことがあります。これは仕様書に何らかの問題や不備があるためです。こういった不備を仕様バグと言います。プログラマは単純ミスによる一般的なバグだけでなく、上のような仕様に問題がある「仕様バグ」にも対処し、バグを取り除く作業を行います。

腕の見せ所

プログラムを作成する際、システムエンジニアからプログラマに仕様書が渡されますが、仕様書には具体的なプログラムが書かれているわけではありません。渡された仕様書をもとにして自分でプログラミング言語を用いてプログラムを組み立てることになります。プログラマの腕の見せ所はこのプログラムの組み立て部分にあると言っていいでしょう。
何人かのプログラマにある動作をするプログラムを書いてもらうと、同じ動作をするのにプログラムの中身は異なっているはずです。これは同じ動作をさせるのにも幾通りのプログラミングの仕方があるためです。スキルの高いプログラマはそのプログラムに最適なアルゴリズムを考え、効率の良いプログラムを書くことができます。いかに良いプログラムを組めるかどうかがプログラマのスキルとも言えるでしょう。より良いプログラムを書くには工夫が必要ですから、ここにやり甲斐があるというプログラマも多いのではないでしょうか。

システムエンジニアとの違いは?

プログラマとシステムエンジニアの仕事内容を大雑把に説明すると、システムエンジニアが仕様を決め、その仕様をプログラマがプログラミングによってプログラムを作るということになります。しかしプログラマもシステムエンジニアも経験を積んでいくと、プログラマが仕様の部分に関わったりシステムエンジニアがプログラミングをするといったようにお互いの仕事もこなせるようになってくるためお互いの境界線がぼやけてきます。上級プログラマと呼ばれることもあるようですが、プログラマの仕事に就いたらまずはシステムエンジニアの仕事もこなせる上級プログラマを目指してみてはいかがでしょうか。

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Web系プログラマはインターネット関連の仕事ということで大変魅力的に感じる方は多いかと思います。現在、仕事の需要があるのに対応できる人があまりいないため求人募集が多くあります。プログラマとしての経験のあまりない人でも可能なところが多いので、経験の浅い人がプログラマとしてデビューするのにもってこいと言えます。Webプログラマは基本的にはシステムエンジニアの仕様書に従ってプログラミングをしていくのが仕事ですが、仕様の設計やプロジェクトの管理を行うこともあるためやり甲斐のある仕事と言えます。

勉強する気があるかどうか
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プログラマになるためにはプログラミングの才能が必要なのではと思われる人は多いかと思います。しかし実際はプログラマになるはプログラマの才能は必須ではなく、むしろ努力することが重要となる職業です。プログラミングのスキルをアップさせるためにはコツコツと勉強する必要があります。なぜならプログラムが必要となる環境は常に技術が進歩していますので、プログラマもそれに対応できるように日々勉強をしなければならないからです。勉強をする気があり、継続できる人こそがプログラマとしてやっていける人と言えるでしょう。

採用されるための心得
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企業が未経験のプログラマを採用する際にチェックしているポイントを紹介します。これらはプログラマとしての素質とも言えるでしょう。まず、プログラマは常に勉強をして新しい知識を身に付ける必要があります。そのためは勉強する努力を継続できる必要があります。継続のためにはやる気があることも大事です。また、自分から積極的に調べることができ、そういった努力を好む人が向いています。プログラマは要望を聞きながら仕事を進めるのでコミュニケーション能力も必要です。習得の時間を考えると若いほうが良いと言えます。

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